新型コロナウイルスが原因で就職先が見つからない外国人は増加しています。しかし、コロナ後を見越して、積極的に外国人を雇用してインバウンド需要に目を向けている企業も少なくありません。

今回はそんなインバウンド需要を見込む企業の方に向けて、
日本に出稼ぎに来るようなアジア人労働者の中でも英語を話すことができる外国人について解説します。

アジアの英語能力順位

イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社は世界の国々の英語力の統計を取っています。その中でアジア圏の国籍別英語力のランキングを発表しました。そのランキングはこちらになります。

1位  シンガポール
2位  フィリピン
3位  マレーシア
4位  韓国
5位  香港
6位  中国
7位  マカオ
8位  インド
9位  日本
10位 ネパール
11位 パキスタン
12位 バングラディッシュ
13位 ベトナム
14位 スリランカ
15位 インドネシア

経済大国である、日本の順位の低さが際立ちますね。
順位通りですがシンガポール人、フィリピン人、マレーシア人は英語を話すことができるというイメージを持っている方は多いかもしれません。フィリピンの学校の授業はすべて英語だそうです。

個人的にはネパールの順位はもっと上だと考えています。日本に出稼ぎに来るネパール人は優秀な方が多く、比較的英語が話せる傾向にあります。大半のネパール人は来日してから英語を使わず忘れてしまいますが、思い出せば英語を話すことができるとよく耳にします。

日本にいる外国人労働者の国籍

英語が話せる以前に、日本で当てはまる人材を見つけられるかが重要になります。

下記のグラフは日本で就労している外国人労働者のおおまかな割合になります。中国は以前からかなりの割合を示していましたが、ここ数年ベトナム人労働者がかなり増えてきた印象です。

中国人とベトナム人がかなりの割合を占めていることが見て取れます。2018年から2019年の間で、ベトナム(26.7%増)、インドネシア(23.4%増)、ネパール(12.5%増)の3つの国がかなり伸びています。ベトナム人の労働人口が中国人を抜くのは時間の問題だと思われます。しかしベトナム人は日本人よりも英語力は全体的に低いので、インバウンド対策は難しいかもしれません。

ではどの国籍のアジア人を探すべきか?

上記の英語を話すことができる国籍、日本で働く労働者数、そして在留資格からどの国籍の外国人を採用するのが良いのか話したいと思います。
やはり英語をうまく話すことができるのは欧米豪・シンガポール・フィリピン・マレーシアです。次点で中国・韓国・インド・ネパールでしょう。人気の高い欧米豪の国籍の方を見つける・雇用するのは至難の業です。

その中で先程のグラフから日本で働く人口が多く、人材を見つけやすいのは
フィリピン ②中国 ③ネパールでしょう。

でその3つの国をどの在留資格で雇用する可能性が高いのか、お話しします

フィリピン人の約73%が身分に基づく永住者(≒永住者)で、残りは、技能実習と他の在留資格
 です。
中国人の在留資格はかなり割合がばらけています。ですが自国の発展に伴い技能実習特定技能
 での人材は減っていくことが予測されます。永住者技術人文知識国際業務か留学生として来て
 いる方のアルバイトが多いです。
ネパール人は資格外活動(アルバイト)の割合が半数を示していて、技術人文知識国際業務
 割合も多いですが技能実習生は少ないです。今後、特定技能の割合が増えていくのも予想され
 ます。

このことから可能な限りフィリピン人の永住者が労働者数や在留期間に制限がないのでお勧めです。
接客業務程度の英語力であれば、日本に多くいる中国人やネパール人を雇用しても良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
英語が話すことができ、労働人口から雇用がしやすい外国人は
フィリピン人です。
次点で話せる可能性が高い中国人・ネパール人でしょう。

新型コロナウイルスが原因で就職先が見つからない外国人は増加していて、その中には非常に優秀な外国人労働者も含まれています。コロナ後のインバウンド需要を見越して、その優秀な外国人をスタッフとして採用する企業はこれから増えることが予想されるでしょう。